音楽

異国での対話

上海から戻って2週間経った。海外に長期滞在する、というのは否が応でも自己との対話が増える。自分を色々な角度から、異国の地での経験に影響されながら、たびたび見つめなおす。そうやって人は海外体験を消化したり、また自分のバランスを取るのだと思う。…

一つの終わり

R.E.M.が解散を発表した。僕にとっては一番大事なバンドのひとつだったので驚いた。ただ、衝撃的とか悲しい、というのではなくて、個人的にもひとつの時代が終わっていくのだなという感覚。僕にとってロックは常に思春期の音楽で、R.E.M.の持つ文学性も自分…

カート・コバーンの美しさ

Twitterはまった&年末わりと暇、ということもあってずっと放置していたブログなども最近更新してるが、ブログはつい改まって文章を書かねばと思ってしまうがゆえになかなか日々更新は難しいね。さあ年賀状を書かねばと思いつつもう30日なのでが、例年通りだ…

こんな日本にLo-fiはいかが

ロッキングオンを久々に買った。1994年特集。なんかロッキングオンも温故知新モードなのかなと思ったりするが、94年はカートが死んだ年であり90年代隆盛を誇ったアメリカのインディーロックの転換点であり、ロック史的には大事な年かなと。特集では94年の100…

眠くて頭がぐるぐる

今日は原宿まで散髪に行った。なぜか昨晩ほとんど寝れなくて半分徹夜ですよ。どうしたもんか。電車の中でも眠気が襲ってこなくて村上春樹訳の「ロング・グッドバイ」をちびちびと読む。「長いお別れ」を学生時代に読んだ時は、マーロウの科白がどうにも気障…

何だかすごいロックたち

告白アーティスト: チャットモンチー出版社/メーカー: KRE(SME)(M)発売日: 2009/03/04メディア: CD購入: 7人 クリック: 150回この商品を含むブログ (267件) を見る前回からすっかりご無沙汰の更新。なんか長い3ヶ月だったなあ。で、チャットモンチー。佇まい…

let me in

今日は9時に起きたので色々やれるなと思っていたら、昼ご飯食べて自分の部屋に戻ったら午後まるまる寝てしまった。どうやら疲れていたらしい。やれなければならない仕事もあるのだけれど、あまりやる気がしないので、Youtubeを探訪する。Dinosaur Jr.の「Get…

ぼくだけの特別なうたを歌おう

1週間終了。金曜日の夜ほど落ち着くものは無い。今日も5kmきちんと走った。11月7日に駅伝があって10km走るので少しペースアップしたつもりだったけど、28分強もかかった。前回の駅伝がろくに練習もせず膝が痛かったのに5kmで25分くらいだったから、レースだ…

世界とつながること

今日も走る。ひたすら走る。40分間を無心に駆け抜ける。仕事は方向性が見えずじりじりした日が続くのだが、毎日朝きちんと起きて、朝ご飯を食べて、歯を磨き、通勤電車で英字新聞を読み、淡々と仕事して、日々の家計簿をつけて、家に帰り夜ご飯を食べて、し…

アメリカにおけるパンク

Sonic Youth - 1991 Year Punk Broke [VHS] [Import]出版社/メーカー: Geffen発売日: 1993/02/04メディア: VHS クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るのむけんさんのところでテレビジョンの「マーキームーン」について書かれていたことに触発され…

Superflyとリベラル男子

3連休最後の日。折角晴れたのに昨日の2時間走のダメージで膝が痛い。。。ということで、おとなしく仕事。家だと誘惑が多すぎるので、近所のデニーズにてPCを前にせこせこ仕事した。隣の席で40前くらいの男性2人が各種投資について真剣に話し合ってた。1人の…

Perfumeと死への欲動

またPerfumeねた。今更ながらだけど、'Love the world'の'edge'っていう曲がやばい。ダークな音色に「だんだん好きになる 気になる 好きになる」のリフレインが重なる。その繰り返しに引き込まれていると、話題になっていたサビの歌詞が唐突に耳に飛び込んで…

温故知新

昨日の渾身の文章は以外に反応薄かったなり。でも奥さんは喜んでくれて涙。 明日は重要な、ひじょーに重要な会議があるので今日は軽めの更新。最近仕事がゆるめなので、今日もきっちり30分走ってきた。そのとき聴いていたのが以下のプレイリスト。ipodのon-t…

TSUTAYAにて踊る

今日は朝から仕事に集中して、なんとか午後2時頃終わらせてティップネスへ。最近ティップネス芸人(@アメトーク)かというくらい行くのが楽しみ。施設がきれいだし、ランニングマシーンにテレビがついてるし、風呂もあるしで小金井の市営施設とは大違いなの…

ぼくらはいつも夢中になってしまうね

わんこさんからPerfume談義をと言われて嬉しいので、今日は仕事がまだ残っているのだけど少し書いてしまおう。ちなみにPerfumeについての分析はここで言い尽くされている。アクターズスクール出身というアイドル出自でありながら、中田ヤスタカという優れた…

音楽の哀しみ

仕事では色々あるにせよ実家暮らしのおかげかなんとなく安定した日々ではある。急に忙しいプロジェクトに叩き込まれて毎晩遅いわ週末も仕事だはで嫌気がさすのだが。通勤の東西線ではipod nanoで音楽に耳を傾ける。最近は気づくとPerfumeを聞いてるわけだが…

おすすめ

Corinne Bailey Raeアーティスト: Corinne Bailey Rae出版社/メーカー: Capitol発売日: 2006/06/07メディア: CD購入: 2人 クリック: 65回この商品を含むブログ (23件) を見る百年の孤独 ニッポンの小説作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 200…

GOMES THE HITMANと保坂和志

保坂和志でGoogle検索をかけてたら、GOMES THE HITMANのメインメンバー山田氏のブログに行き着いた。このブログでは、柴崎友香のことも絶賛していて(最近こればっかだな)、好感。と思ったらJACCSSカードのCMで流れてたこの曲は彼らだったんだね。さわやか…

Radwimpsなど聴いてみたり

RADWIMPS4~おかずのごはん~アーティスト: RADWIMPS,野田洋次郎出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2006/12/06メディア: CD購入: 5人 クリック: 399回この商品を含むブログ (511件) を見るタワレコで大きく棚があり、Bridgeの表紙も飾ってい…

音響派とクラブジャズ

上の続きだけど、美容院は原宿のキャットストリートにあって、そのあとふらっと寄ったセレクトショップですごい気に入ったPコートを買った。しかもSALEで21000円。いえい。で、そのまま渋谷のタワレコへ。ロッキングオンとかスヌーザー見たら06年ベスト盤特…

年末のおかいもの

今日は新宿に出て、明日奥さんの実家に持っていくお年賀を小田急で買って、around the shoesでスニーカーを買って、タワーレコードでCDを買って、Book 1stで漫画買った。なんと充実した師走の一日でしょうか。ちなみに戦利品は以下の通り。この辺境ブログに…

まるでオザケンの私小説

何となく検索かけてたら、小沢健二の2万字インタビュー発見。「Life」発表時の94年。幼少時から語りつくすその言葉達の連なりが、まさに彼の「青春小説」になっていて面白い。ほんと見事な言葉を持った人だよな。その過剰さが自分で嫌になったのかなんなのか…

リアムが吼える

Oasisの"My Generation"。リアムの声がばっちり決まっていてかっこいい。最近の彼等のことは殆ど知らないけど、去年のサマソニでも披露してたみたいだし、昔の"I Am The Walrus"みたいなもんなのかな。

マイナーロック好きなはずですが、なにか

甲斐名都がなんか本格的にブレークしそうな感じ。甲斐よしひろの娘、というのも公表したようだし、プロモーションもきちんと為されているようで、話題性は十分かと。いやーなんか嬉しいなあ。とか書いてしまう僕は元ロック少年30歳サラリーマン。やっぱこの…

UKのドラッグ臭

さっき今回出張に同行してもらうUKのパートナーさんの電話で起こされて、寝れなくなったのでさらに更新。 高校時代好きだった音楽番組にBeat U.K. がある。日本向けに編集してなくて、ナレーションも英語だけ、コンサート情報も"Oasis Sep. 28th, Brixton Ac…

Pavementに癒される

こういう疲れた時は、「76世代」(笑)のヒーリングミュージック、Pavementの"Range Life"でも聴いて寝よう。ちなみにSonic Youthの"Winner's Blues"も聴きたいけどYoutubeには見当たらず。

甲斐名都をプッシュ

下北沢南口アーティスト: 甲斐名都,皆川真人出版社/メーカー: chikarajuku factory発売日: 2006/11/08メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見る甲斐名都メジャーデビュー!ということで、この辺境のブログでも少し宣伝。マイナーロック…

Sonic Youthから始まった

ソニックユースの"100%"は、90年代初頭の米国音楽を代表する名曲。個人的な思い出を語るならば、この曲から僕のロック人生は始まったと言える。雑誌クロスビートでの紹介に興味を持ってこの曲を聴かなかったら、ロックなんか関心持たなかったよ、たぶん。N…

R.E.M.の美しさ

R.E.M.史上、というか私的ロック史においても最も美しいアルバム、Automatic For The People。書きたいことは山ほどあるけれど、今日は金曜日の夜。静かにアルバム最後を飾るこの曲に耳を傾けて心を休めよう。"Find The River"

ダブとは何ぞや

Remix11月号を高校時代以来久々に購入。なにせYoutube効果か新しい音楽への関心が高まりまくっているので。特集はダブ。僕はあまりレゲエに関心を持てなかったので、レゲエから派生した形の本来の「ダブ」は余り聞いたことが無い。一方で、DJ Shadow、Massiv…