いよいよ発売。映画三昧。

村上春樹の新作「1Q84」が遂に発売され早速購入。そのタイトルからして大作の予感を漂わせており一気に読むのが惜しい。ということで明日が返却期限という現実的な理由から「グッバイ・レーニン」を鑑賞。見事なユーモアと結末のビデオに示される希望に満ちた世界観。
社会主義の理想、というのは形を変えながらいつまでも人の心を掴む。確かに、地獄への道は善意で敷き詰められている、とは言い得て妙なのだが、人の善意や理想が持つ力への信心を容易に捨てられるものではないなと思う。

ここ1週間で観た映画は実に6本。機内で4本。自宅で2本。「スラムドッグ・ミリオネア」「グラン・トリノ」「ミスティック・リバー」「Bride Wars」「ミリオンダラー・ベイビー」「グッバイ・レーニン」。「Bride Wars」だけ(笑)って感じだが、それ以外どれも名作と呼ばれるに相応しい作品だった。映画はあまり観ない方なのだがこうして立て続けに観ると色々と思考が活性化される。

と、「1Q84」からは随分離れたが、明日からじっくり、時間をかけて久々の村上作品を堪能したい。楽しみだ。