恋におちたら

今日もティップネスへ。ランニングマシンのテレビが幼児殺人についてやっていて、あんまりな気分になったので、ipodへ切り替え。Crystal Kayの「恋におちたら」を聴く。あまりにべたといえるくらいのラブソング。僕はこの歌が大好きなのだ。

実家暮らしとはいえ大切な相棒とは離れて暮らしているので、彼女のことをよく考える。この歌を聴くと特に。このブログではあまりプライベートについては書かないことにしてるんだけど、こうして離れて暮らす1年はもうなかなかないだろうから、自分の気持ちを記しておく意味でちょっと書いてみる。言ってみれば公開ラブレター。

奥さんとは知り合ってからもう12年になる。わお、12年。付き合いだしてから7年半、結婚して3年半。

彼女とはほんと色んなことがあった。たくさんの素晴らしい思い出と多くの喧嘩(笑)。二人ともとにかく正面からぶつかりあうことをいとわないから、でも、そのお陰でどれだけ得難い経験をしてきたことか。

そして僕が一貫して、特に付き合いだしてから彼女に抱き続けているのは感謝だ。心から人に感謝することはなかなかないけれど、彼女に対しては本当に深く、心の深いところから感謝している。

奥さん、もしくは恋人に感謝する?変な話かもしれない。でも、彼女がいなかったら(僕の多くの知人が同意することではあるが)僕は今こうして曲がりなりにもまともな生活を送っていなかっただろう。

ひどくナイーブな面を抱え込んでしまう僕を、励まし、笑わせ、いつも支え続けてくれていたのは彼女だった。こういう僕と付き合うことがどれだけ大変なのかはよく分かるので、この長きにわたって僕の横にいてくれることに対して感謝せずに、人は誰に対して感謝という言葉を使うのだろうか。

今彼女はアメリカで一人で奮闘している。大変な挑戦だし傍にいてあげられないことを申し訳なく思ったりする。こういう時こそ自分の感謝の念を表現すべきではないのか、と。

ただ、二人にとってこれはいい機会でもある。こうして離れて暮らすことで、僕らは二人が不可分であることを改めて強く認識している。この1年の経験が(これは既に彼女に言ったことだけれど)後から振り返れば最高のものだったとしみじみと語り合える日が来るのは間違いない気がしている。

近いうちにアメリカで会うのが楽しみでならない。