ものを書くこと

僕は本をよく読むほうではあるけれど、必ずしも小説を多く読んでいるほうではないと思う。ただ、本読みとしては気恥ずかしくなるくらい、村上春樹に影響を受けているので、いつか、どこかのタイミングで何かものを書けるのではないかと思っているところがある。それが小説なのかは分からないけれど、自分の人生で一度は、そう、村上春樹がヤクルト戦のナイターをライトスタンドで観戦中に思い立ったように、ものを書こうと決断する時期が来るのではないかと考えている。そんな姿勢じゃいつまでたってもそんな日は来ないよ、って誰かがささやいている気はするけど。今みたいに毎日こつこつ労働してればどっかで何かが起こるんだと信じているのだった。