ショートカット、本の整理、伊坂幸太郎、天使の涙到着

夏休みも半分すぎてもうた。この夏休みはやたら健康的で、今日もばっちり7時半ごろ起きた。11時に美容院を予約していたので、原宿へ。ちなみに僕はこの美容院にもう3年以上通ってます。店長は男前な上に物腰柔らかな人で、よろし。今日も主に出張話が中心。如何に韓国人が酒に強いのか、というかそれは既に狂気の領域にあるほど強いのだ、ということを熱く語ってきた。

髪も短くなりさっぱりしたところで、いざ実家へ。実は引越し先が今のところよりかなり狭くなるので、とんでもなく増えてきた本を実家に送る必要がある。それには、まず実家の本を整理せい、と母上から命を受けたのだった。今週は夏休みで元気な僕は、実家に帰ってほどなく本やビデオの整理を開始。ビデオと漫画をばんばん捨てる。その他必要ない本もまとめて、しめてダンボール5箱。早速ブックオフに連絡して「あーすっきり」。作業が一通り終わったところで夕食。焼肉だ、うれしい。ばんばん焼いてばんばん喰らう。わが父育成のサニーレタスがうまいこと。韓国風に肉を挟んで喰らうと、肉汁とレタスの新鮮な水気が口の中で混ざり合いなんとも美味。キャベツとかにんじんも甘くてうまいぞ。ダイエット中といいながら、腹いっぱい食ったった。

帰りすがら、伊坂幸太郎「重力ピエロ」を読み進める、んだけどなかなか進まない。伊坂氏の本は初体験だけど、うーん、なにがだめとか明確にはいえないんだけど、面白くないわけではないけど、どうも合わない感じ。僕が好きそうな文体ではあるんだけどねえ。

実家に別れを告げ、自宅に先ほど帰ってくると、ポストにアマゾン小包が。やったー「天使の涙」だ。ということで、今それを観ながらこうしてだらだらと一日を綴っているのでした。それにしてもやはりいいなあ、この映画。なんかラオス南部のタイ国境近くの町(名前忘れた)に一泊したとき、メコン川のほとりでぼーとしていたら、ぎゃあぎゃあうるさい中学生くらいのガキ達が近付いてきて、わあわあ囃し立てられた上に一人のガキが何故かキスしてきたり、変な親父が一杯のみに行かないかと誘ってきて暇だったのでオッケーしたら、「短パンではまずい」とかいいやがって、ホテルに着替えにいく途中もの凄い勢いで火事が起きてて、でも(不謹慎だけど)とてもきれいだったことや、そんで着替えてから連れて行かれた店はとーても愛想の悪い姉ちゃんが鎮座ましてる怪しい店で、これはまずいと思ってビール一杯で飛び出してきたり、そんなアジアの街、特に夜体験したことや感じたことをばしばし思い出させてくれる、なんか永遠の青春映画っすよ、ぼくにとっては。